長野市(長野) 茶臼山(729.9m) 2023年11月12日  カウント:画像読み出し不能

所要時間  3:57 中尾山温泉−−4:01 車道終点(登山口)−−4:15 廃林道を離れる−−4:25 祠−−4:42 640m鞍部(一本松)−−5:03 茶臼山−−5:09 西の展望地−−5:15 東の展望地−−5:23 640m鞍部(一本松)−−5:33 祠−−5:36 廃林道−−5:46 中尾山温泉

場所長野県長野市
年月日2023年11月12日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場車道終点に広い駐車余地ありだが今は工事中で利用不可。中尾山温泉駐車場を利用
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント今シーズン初の茶臼山。中尾山温泉から登山口間にある砂防ダムが工事中で登山口までは車は入れず、中尾山温泉駐車場を利用した。まだ雪は無く北アルプスと違って気温はそれほど下がらず軽い防寒装備で大丈夫だった。今年の冬以降に刈り払いが行われたようで笹が刈られて道幅が広がった場所があった




中尾山温泉駐車場 砂防ダム工事中のため登山口までは車は入れない
登山口。以前は水路は無かったのだが 廃林道から登山道に移る箇所
一本松(640m鞍部)
茶臼山山頂分岐 茶臼山山頂
西の展望地から見た夜景。人家の光は疎ら 東の展望地から見た長野市街地の夜景
一本松(640m鞍部) 中尾山温泉駐車場


 土曜日は冬型の気圧配置が強く北アルプスは爆風予報であり、代替地として昨年に何回か登った千曲市の大峯山〜鏡台山〜五里ヶ峯の周回を実行。しかしこれだと北アルプスに登った時より使った体力が少なかったはずで、その「補充」のために翌日の日曜日にも山に登ることに。今回はこれまた昨年に何回も登った一番近場の茶臼山にした。

 今年の年初は登山口まで自転車で往復したが、残念ながら今は自転車が故障したままであり、車で向かうことにした。今シーズン初めて車のフロントガラスに霜が凍り付いていてワイパーでは取れなかったので、スクレイパーでそぎ落とした。もう長野は冬だなぁ。

 中尾山温泉に到着して登山口がある短い林道に入ろうとすると工事で通行止めであり、中尾山温泉の駐車場に車を置いた。今は日の出前の早朝であり邪魔にならないだろうが、日中は少し離れた場所にある第二駐車場を利用するのがマナーであろう。

 昨日に引き続いて防寒長靴を履いて出発。何の工事をしているのかと思ったら砂防ダムの工事であった。工事の案内看板をあまり良く見なかったので工事期間は不明だが、おそらく年内いっぱいくらいはかかるのではなかろうか。次にここに来た時に確認しよう。

 林道終点でも何か工事をやっているのかユニコーンが立ち並んでいた。登山口には短い橋が架かっていたが、以前はこんなところに川は流れていなかったはず。砂防ダムの工事のために一時的に川の流れを変えているのかもしれない。

 登山口から登りだしたがやたら急で、そのうちに道が自然消滅。確か出だしは緩やかだったはずだよなぁを思い出しつつ登山口まで逆戻りすると、尾根を巻くように緩やかに付けられた正式な登山道を発見。落ち葉に埋もれて分かりにくかったが、明るい時間帯ならこんな失敗は無かっただろう。

 ここを歩くのは半年振りか。今は落葉の時期でどこも落ち葉がいっぱいで滑りやすいが、いつもの劣化した登山靴と違って防寒長靴の靴底はほとんど摩耗していないので、意外と滑らない。しばらく一本道で、小尾根を越えて緩い下りにかかって道幅が広がると廃林道に突き当たる。ここで左に曲がって登りに変わり、廃林道が左に曲がる箇所で登山道は右へ分岐し、ここには案内標識が立っている。どうも登山道は刈り払われたようで、前シーズンの冬場よりも道幅が広がった箇所がいくつか見られた。

 小尾根の根元を通過する箇所が2つの祠がある肩。まだ真っ暗でフラッシュを焚いて写真撮影。昨年冬はこの先の広い谷の手前で登山道を外れて左の斜面を上がったが、今の時期はまだ落葉しきっていないこと、藪に露が付いて濡れていそうなことからこのショートカットコースは止めて素直に登山道を歩くことにした。

 新しい倒木はまだ処理されていないものがあったが、少し傾斜が急な場所には半年前は無かった手すりが付いていたりと、刈り払いの他にも登山道の整備がなされたようだ。小松原方面の登山道も刈り払ってくれていたら有り難いのだが、あちらは半年前は全く整備されていなかったので、期待薄かな。今回はそちらは歩かないが、今シーズンの積雪期も何度もお世話になるだろう。

 一本松(640m鞍部)に到着するとガスの中に突入。徐々にガスが濃くなって頭に取り付けたLEDヘッドライトの光が目の前で拡散されて非常に見にくい。これは車の運転で霧の中でハイビームで走っているのと同じことで、LEDライトの位置を下げれば見やすくなるのは分かっているが、手で持って歩くのも面倒なので本当に歩くのに支障が出るくらいまで霧が濃くなったらそうすることにしたが、どうにかそうならずに済んだ。

 東西各方向の展望地入口は濃い霧でどこなのか分からなかったが、それを過ぎると急激に霧が薄くなった。通常は高度が高くなると霧が濃くなるはずで、雲に覆われた範囲から出たというよりも、雲の方が動いていって霧が晴れたようだ。その証拠に帰りには往路で霧に覆われていた場所のほとんどで霧が晴れていた。

 茶臼山山頂の分岐標識で左へ。落ち葉に覆われて暗い中ではさらに道が分かりにくいが、迷うことなく茶臼山山頂に到着。半年前と特に変わりはなかった。まだ真っ暗で山頂は樹林に覆われているので町明かりもほとんど見えなかった。

 帰りは廃林道まで往路を戻り、その後は廃林道を下ってみた。もしかしたら廃林道でも工事をやっているかと思ったらそんなことはなく、廃林道入口に工事業者の休憩用プレハブ小屋と残土置場があるだけだった。廃林道入口は以前からある伸縮式(アコーディオン門扉)のままなのは意外だった。頻繁に開閉するにはあまり使い勝手がいいとは思えないが、最初に到着した人が開けて日中は開けっ放しで、最後に帰る人が閉めるのかもしれない。

 まだ薄暗い時刻に中尾山温泉駐車場に到着。所要時間は往復で2時間弱。昨日と合わせて7時間弱なので所要時間としては北アルプスと同等。ただし累積標高差はそこまで届いていないだろうなぁ。

 

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